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2025/03/28

承認欲求の止め方 7ステップ

認知の歪みを修整する


占いカウンセラー タラニです

私は昔から、心の問題に関する占いやカウンセリングに強く惹かれてきました。

それはまるで、魂が何かに突き動かされるような衝動でした。

「みんなも気づいてほしい!」という強い正義感から、

SNSで熱心に発信し、

「家族は明るく、温かくあるべき」

「お母さんは優しくあるべき」

そんな理想を叫び訴えていました。

それでも、まだ私はいつも苦しくて、

「誰もわかってくれない」

「どうせ私は不幸なんだ」

とひどく落ち込んだりしていました。

なぜなら、長い間そうした“べき”や“ねばならない”思考が、

人生の最優先課題のようになっていて、

そこからそこから抜け出すことができなかったからです。

「本来は自分のコアな欲求を満たすだけでよかったのに、

欲求を問題だと重要課題に仕立て上げ、

それらの問題を解決しくりクリアーにできた自分こそが、

価値のある人間だ」と思い込んで社会に証明しようとしていたのです。

でも、そんな問題を解決した自分の理想像に向かって走れば走るほど、終わりは見えず、

いつの間にか、自分自身が犯人探しと自己否定の迷路に迷い込んでいました。

なぜなら、本当は抑圧している感情を満たすことが出来ていなかったからでした。

感情や愛と平和を感じきることが必要なことであり、

問題として思考や行動で解決することではないからです。

そして、無感情は私の怒りや悲しみの感情を癒せないまま、

私を支えてくれていた人たちは愛想尽かして疲れて徐々に立ち去り、

私は孤立無援になって、がむしゃらに間違った努力を正義にして

ついに途方に暮れるようになっていったのです。

転機

そんな私に仕事だけでなく次に訪れた不幸が、父の家出と息子の成績不振と祖母の13回忌という出来事でした。

私はなぜ、父を焦らせ、怒らせてしまったのか?

なぜ息子は“学生である”という自覚が持てず、好きなことばかりしているのか?

どうして私は私は頭と心が不一致で分離の感覚なのか?

この感覚は、祖母や母にもあったと感じる

そして、なぜ私は全てを不調和にして、これほどまでに傷つくのか?

恐怖に戦きビクビクしてしまいそうになりました。

それらすべての自己対話は、やがてひとつの核心に辿り着きました。

自己対話で聞こえてきた内なる子どもの声

私の内側から、小さな声が聞こえてきたのです。

「わたしの存在を認めてほしい」

「わたしの話を、ちゃんと聴いて理解して、心の底から受け止めてほしい」

それは、私の中の3歳のインナーチャイルドの声でした。

「お父さんとお母さんに仲良くしてほしい」

「やさしく、丁寧に、穏やかに話し合ってほしい」

と、強く強く願っていた気持ちが、今の私に届いたのです。

そう、私が占い師やカウンセラーとして訴えてきたことは、

まさに、このインナーチャイルドの欲求そのものでした。

心理学の世界では当たり前の理論なのに

痛みを乗り越えて腑に落ちた瞬間は、まさに晴天の霹靂でした。

過去に「傷ついている感情」を理解し、受容する

あのころの我が家は、家庭崩壊の危機。

両親は日々喧嘩を繰り返し、家庭は子どもにとってまるで戦場のようでした。

そこには「安心」も「幸せ」もなく、

家庭内戦争の犠牲になるのは、いつもいちばん弱い存在=子どもです。

それは、まさに「三つ子の魂百まで」。

インナーチャイルドは、私たちの心に今も影響を与え続けています。

その子の話を聴き欲求を満たしてあげるとトラウマは良くなっていきます。

解決へのステップ

では、どうすればこの怒りや悲しみの物語から抜け出せるのでしょうか?

ステップ1

インナーチャイルド(体に残っている昔の感情)の声に気づき、

無条件に受け入れてあげる。

ステップ2

ありのままの自分が、すでに愛されていたこと、

価値があったことを、無条件で自己承認する。

ステップ3

「よく頑張ったね」「えらかったね」と、

自分で自分自身に優しく声をかけ、ねぎらう。

ステップ4

抑え込んできた激しい感情や欲求を安全な形で解放し、

本当の自分を取り戻して、健やかな自己愛で育て直す。

ステップ5

「立派な人にならなきゃ」と頑張るのを手放し、

弱くて無力なところこそが愛される、と信じる勇気を持つ。

ステップ6

敵をつくる世界から抜け出し、他人を警戒せずに、

心のポジティブな波長が合う人と手を取り合って生きる。

ステップ7

気づいたこと、生き方を、リアルな子どもや周囲の人たちと分かち合っていく。

おわりに

不幸な自分を証明する生き方から、

ただ「ここに在る」自分を愛する生き方へ。

私たちは誰しもが、癒され、愛され、許される価値のある存在です。

今ここから、あなた自身の小さな声に、静かに耳を傾けてみませんか?

※注意

ここで注意したいのは、ステップ4です。感情を出すことで逆効果になることもありますので

安心安全な形で解放するのが良いのです。自分ではなかなか恐怖を感じてしまう方はプロのカウンセラーを頼る方がお勧めです。

ご希望があれば、タイトルの変更提案や、さらに叙情的な表現へのアレンジも可能です。

また、次の記事に向けての構想も一緒に練っていけますよ。いかがでしょう?

note:ブログ 不幸な生き方

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